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2021/02/17

医療×需要予測AI コロナ禍の経営効率化・労働環境改善

新型コロナウイルス感染症の影響で全国の3分の2の病院が赤字に転落

こんにちはROXです!

日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会の3団体が6月5日に公表した「新型コロナウイルス感染拡大による病院経営状況緊急調査」の追加報告から、以下のような状況が明らかになりました。新型コロナウイルス感染症の影響で、以前より厳しかった病院経営は更に深刻な状況となっており、全国の3分の2の病院が赤字に転落しています。

2019年4月において、医業利益率が赤字である病院の割合は半数程度ですが、新型コロナウイルスの影響が顕著になった2020年4月に赤字となっている病院の割合は7~9割程度に増加しています。

コロナ患者受入状況における医業収支の比較

出典:「日病・全日病・医法協調査追加報告 200605」

患者数の増減に応じた最適な経営の必要性

医療機関においては、・感染拡大防止に伴う患者減(患者の受診控えにとどまらず、予定入院の延期など)・予定手術の延期などによる収益減・感染防止策の徹底(施設整備や備品購入)などによるコスト増が生じ、経営が非常に厳しい状況に陥っているとのことです。(出典:https://gemmed.ghc-j.com/?p=34311

新型コロナウイルス感染症の影響が、多くの病院の経営に深刻なダメージを与えていることがわかりますが、一方でコロナ禍以前より赤字である病院が半数程度あり、コロナ禍の影響が深刻とはいえ、コロナ禍の有無に関わらず、病院経営自体の難しさが改めて確認されます。

こうした状況を踏まえ、日本病院団体協議会(日病協)では、診療報酬上の手当てのさらなる拡大(入院基本料や初再診料、外来診療料の引き上げや、概算請求(2019年度の実績に基づく請求)の実施等)などを要請しているとのことです。 コロナ禍の終息は未だ先を見通せない状況であり、収益の減少や管理コストの増加は今後も続くことが予想されます。必要な医療を必要な人に届けるため、一定の医療水準の維持を図りつつも、患者数の増減に応じた最適な経営を行っていく必要があります。

来院者数の予測を行うことで、経営効率化と労働環境改善!

ROXでは、経営効率化と労働環境改善を実現するため、IT技術、特に需要予測AIシステムを積極的に活用した課題解決を提案しています。 弊社がご提供する来店客数予測AI-Hawk-では店舗や病院などの施設で、毎日、毎時間の利用者数の予測が可能です。そのAIシステムにて「混雑予想カレンダー」を作成することも可能です。 来院者数の予測を行うことで、経営効率化と労働環境改善が可能だと私たちは考えています。

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